LESSON 02–07
モチベーションが上がらない……どうすればいいの!?
好き嫌いの感覚から、ビジョンとモチベーションの順番を見直します。
こんにちは、堀内です。
以前、僕は本能で生きている動物的な方を見ると、嫌悪感が湧いていました。
それは、僕自身が生き物としての基本的な生命力が弱っていたからだと、今は分かります。
生きる力が弱っていると、それはこんな表現につながっていきます。
「モチベーションが上がらないんですよ」
「やりたいことが分からないんですよ」
「ビジョンが見つからないんです」
好き嫌いの感覚を失うと
本能的な好き嫌いの感覚を失ってしまうと、欲しいものや好きなもの、楽しいもの、嬉しいものが分からなくなるのです。
だから、やりたいことが分からなくなる。
動物的な感覚が教えてくれるもの。そのうちのひとつは、生理的な好き嫌いです。
子供達を見ていると、どれだけそれがイキイキとした魅力を放っているかが分かります。
- わがままはいけません!
- やりたいことばかりやってるんじゃありません!
- 好き嫌いはいけません!
- 我慢しなさい!
- 責任や義務を果たしてから言いなさい!
- まず、周りの迷惑を考えなさい!
そんな言葉に影響受けすぎていませんか?
そうなればなるほど、僕らは他者の顔色を伺い、機嫌を伺う人生になるのです。
自分の機嫌を後回しにしてしまえばしまうほど、自分を心地よくするために何が必要なのかが分からなくなっていきます。
僕らの中にある原初的な感覚からくる、
「好き!」「欲しい!」「面白そう!」「楽しい!」
といった感覚こそが、本来の自分を教えてくれるのです。
モチベーションは、先に上げるものではない
モチベーションなんて、本能が望むものに向かうときは勝手に上がるものなんです。
もし、モチベーションを上げなきゃいけないのであれば、それはすでに何かおかしなことが起きている可能性が高いのです。
本来もっている本能的感覚、原初的な感覚をおざなりにして、
- 「人生とはこうあるべき」
- 「幸せな人生とはこうである」
- 「これがないとまずい」
- 「成功とはこういう形にならないといけない」
といった、頭で考えている目的に向かって生きているから、無理やりモチベーションを上げなければいけなくなるのです。
まず「好き」「嫌い」の感覚から
見つけなきゃいけないビジョンなんて最初からいらないのです。
高めなきゃいけないモチベーションなんて最初からいらないのです。
いらないものを無理やりにでもつくりだそうとするから、おかしなことになるのです。
まず「好き」「嫌い」の感覚。それも、肌触りの好き嫌いの感覚。
それを大切にしていくのです。
感覚が閉じているのに、欲しいものなんて分かるはずもないのです。
欲しいものが分からないのに、ビジョンなんて分かるはずもないのです。
分からなくなっているビジョンを無理やり分かろうとするから、混乱するのです。
全部、順番逆!!
ここで見直しているのは、順番です。
欲しいものを得るために好きなことを我慢するのではなく、真っ先に好きなものを取りに行く。
欲しいものを得るために嫌いなことを我慢してするのではなく、真っ先に嫌いなものを放り出す。
だからといって、今日ここで大きな答えや決断を出す必要はありません。ここで大切にしたいのは、好き嫌いの感覚を後回しにしない、という順番です。
生き方そのものが、ビジョンを語る
すると、自分が求めているものが分かってきます。
世界に触れたとき、自分にとって何が不要で、必要なのかが見えてくる。
そして、本当に大切なものが見えてくる。
本当に大切で、本当に欲しいものだから。
それをするということは、自分に本気であるということです。
自分の人生に全力であるということです。
自分を100%生きるということです。
つまり、いつの間にか、本気で生きている自分になっているということなのです。
そうなってからは、勝手に僕らの生き方そのものがビジョンを語るようになるんです。
すでに動いているから、モチベーションなんて必要なくなっているのです。
僕らが「生きる」という生命の基本を手にしているとき、人生をデザインするためのあらゆるものを手にしているのです。
モチベーションが上がらないときや、ビジョンが見えないときも、答えを急いでつくらなくて大丈夫です。
「好き」「嫌い」の感覚から始まる順番だけ、ここに置いておきます。