人生をデザインする前に、そもそもの『生きる感覚』があるかどうか

『どうも目標設定ってニガテなんですよね。』
『計画って言葉を聞くだけでアレルギーで(笑)』


と、セミナーでお話をされる方がいます。


まず、女性性(アワ)の性質が強い方であれば、そもそも一般的な目標設定って合わないのです。


しっくり来ないし、無理やり設定するとがっくりやる気も落ちる。


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女性性が高い方であれば、
『感じて、動く。感じて、表現する。』
ということがベースになります。


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瞬間、瞬間の流れに繋がってそのときに必要なことの積み重ねが人生を運んでいきます。


もしプランを立てるのであっても、『 頭のなかをスッキリ整理させる 』
『 自分の感じていることを “見える化” させる 』という感覚でやってみてください。


生活や仕事のなか、そのときどきで抱えているものを整理する感覚でプランをつくってみるのです。


手帳にいろいろと書き込む感覚に近いですかね。


気分にムラがあって、やる気がでなくっても気にしない。
そのときは、ぼーーーっと休んじゃえばいいのです。


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男性性(サヌキ性)がベースの方であれば、
ビジョンや目標設定は有効です。


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なぜなら、男性性(サヌキ性)の高い方であるほど、
『目標』と『それを行う意味』を実感した時に力を発揮できるからです。


『意義が見えない』『動いた結果の成果が分からない』という状況では、サヌキはなかなか腰が上がりません。 


『ムダなことはいや!』『無目的で動くのは、いや!』なんですね。


ただし、男性的(サヌキ的)な方であっても、
単純にビジョンやプランを立てたから人生が上手くいくかというとそうではありません。


そもそも、ビジョンやプランを立てる前に
『どのような状態であるか?』が重要だからです。 


現代社会に生きる僕らは、つい余裕がない状態に身をおきがちです。


『やるべきこと』も多いし、毎日のようにニュースやインターネットでいろんな情報が入ってきます。


仕事では、『売上げ』『数字』『期限』『スケジュール』『成果』などに追われています。


そのうちに、すっかり『やりたいこと』『欲しいもの』が、後回し。
忙しく動きまわって家に帰ったら、バタンキュー。


・・・心当たりはあるでしょうか?


そんな状態では、
『心から望むビジョン』を出そうにも、出てくる余裕がないのです。


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心から望むビジョンとは、本来は、
“湧いてくるように” 出てくるもの。
溢れるように、出てくるものなのです。


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幼い子どものように、『好き!』『欲しい!』『やりたい!』を素直に表現できているとき、
そのときに出てくるモノこそが、あなたが『本当に欲しいモノ』です。


人間としての、生き物としての当たり前の本来の感覚。


これがないと、充実感や満たされた状態、イキイキと生きている感覚なんて得ることができません。


そして、生き物としての “その当たり前” の基本感覚ができていると、どんな活動しててもイキイキとできるのです。


満たされないとか、虚しいとか、自信がないとか、
それは、生き物としての感覚を失っていることから始まっています。


だから、まずそこに立ち返ること。


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まずは、ライフ(生命)から
そして、ライフ(人生)を
そして、ライフ(活動)を


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3つのライフ(生命、人生、活動)のデザイン。


それが、ライフ・デザイン・メソッド(R)に込めた想いでもあります。


最近、女性性・男性性の話が多かったので違うテーマで
お伝えしようと思っていたのですが、やっぱりここに帰ってきますね。


女性性・男性性って、本当に大切なんですからっ!

 

 

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