“空白” ができたとき、ビジョンは差し込んでくる。

 

セミナーやセッションをしていて感じることがあります。

それはほとんどの方が、夢やビジョンを描く前にやっておいた方がいいことが、あるのです。


すでに、ほとんどの方が「やること」や「予定」「たくさんのモノ」ですでに埋め尽くされている。


仕事のスケジュール、家族との約束、これから読もうと思っている本、いらない名刺、家中にあるモノ、義理で付き合っている人間関係、インターネットやテレビで日々入ってくる情報……


これらは、潜在意識のなかで「いつか使うもの」として、すべてストックされています。


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つまり、潜在意識的は
” すでにパンパンの状態 ” であるのです。


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かなりの方が、夢やビジョンを描く時に、「今の人生に付け加える」ことをしようとします。


ですが、パンパンの状態でビジョンや夢を描こうとも、潜在意識は、

ー もう、いっぱいいっぱいだからやめてくれ!!

と悲鳴をあげるのです。


だから、夢やビジョンを描いてもモチベーションが上がらない。


すでに、パンパンの人生に新たになにかを新たに付け加えようとしても、もう潜在意識はたくさんなのです。


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以前、僕は本棚にあった本が1000冊ほどありました。
ある時、それを20冊程度に絞りこみました。

そのときに気づいたことがあるんです。


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本棚に置いてある、まだ読んでいない本とは、本を読んで変化する、”未来の自分の可能性”であったり、自信のないと感じている分野を埋めてくれる気がする”安心感の解消” であったり、


視覚的にたくさんの本が並んでいることによって、「これだけの知識が自分にあるんだ!」といった、”自信の穴埋め” であったりするということです。


“可能性”、”安心感”、”自信”、”もったいない” だから、本を捨てられないのです。


例えば、整理していない名刺、整理していないSNSの友達(笑)

ときには、誰かのお土産(使わないけど、申し訳なくて捨てられない)、手紙、写真などなど……

ー それって、”いま” ときめくでしょうか?


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つまり、こんな状態では、
「心から欲しい物」が分かるはずなどないのです。


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1000冊から20冊に本を絞ったとき、本棚から感じる “それ” は全く違うものでした。


「ああっ!これこそ、僕が “いま” 必要としているものだ!! 」


明らかに、本棚に置いてある本が生きているのです。

人間関係、活動、モノなど……


本だけではなく、今はありとあらゆるものが、シンプルにときめくものになっています。

生きているモノに囲まれているのです。


これによって、僕らの感覚、センサーはどんどん鋭敏になっていきます。


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いま、”生きているモノ” に
囲まれている僕は、本屋に行けば、
必要な本は瞬間的に分かります。


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必要なご縁も感覚的に分かります。必要な活動やアクションもです。


つまり、インスピレーション力の高い状態のために、まずその状態を確保することです。


いま、この瞬間に必要なもの、”生きている” ものに囲まれている。

だから、欲しいもの、望むもの、ビジョンが見えてくるのです。


いま、すでにあなたが人生で追われている、一杯一杯の状況であるのであれば、なおさら、

ー 人生で “空白” をつくる

ことを意識してみてください。


スペースができたとき、そこに表れるもの

それこそがビジョンなのですから。


そして、そこに ” 本物のインスピレーション ” は差し込むのです。


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★ この内容を『インスピレーション力』に落とし込む ★

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☆1:あなたにとって、手放してしまっていいものとは何でしょう?


☆2:それらを完全に手放してしまったとするならば、どんな感覚になるでしょう?


☆3:さらに手放してしまった先の人生はどうなっていきそうでしょう?

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