“生きている鼓動”の振動による共鳴は、人をインスパイアし、内側から開いてしまう

第5チャクラは、”表現する”ということに関係します。

そして、ここで言っている”表現する”とは、いま湧いてきている感覚を振動に繋げていくということです。


そこに確証があろうとなかろうと、資格があろうとなかろうとただ感じるままに表現する。


賞賛されるとか、感動を産もうと産むまいとただ感じるままに表現する。


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それは、意図を手放す
ということに繋がります。

結果を手放すということに繋がります。


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僕がこの世界に入った最初の動機の根っこは、”自分には何もない” がスタートでした。


そして、当時 “自分には何もない” を埋めるために選んだ手段は付け加えるということでした。


知識、スキル、能力、魅力、人脈、カリスマ性、交渉術、コミュニケーション能力、年収、肩書き、資格、実績・・・


結果的にどれだけ何かを身につけようが、何を得ようが、心の奥が満たされないという感覚は変わりませんでした。


コンサルタントをはじめてからは、自分よりも何倍も稼いでいる方や、有名な方と接する機会が何度もありました。


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そして、自分よりもはるかに
“あるはずの方” が悩んでいる場面に
何度も立ち会っているうちに

いくらたくさんの”ある”を得ても
そこで満たされることはないということが分かりました。


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つぎに行ったことは、”自分にあるもの”を探す、発見する旅でした。

持って生まれた才能、ミッション、人生のテーマ、つよみ、誰にもないオリジナル、訓練しないでできること、意識しないでできていること・・・


これもやはり、”ない”の延長線上であることが分かってきました。


“ない”という根っこがあるので、”ある”という証拠が欲しい
持って生まれた素晴らしい何かがあるということを確認したい
自分という存在に確信を持ちたいということです。


僕らは、それまで”なかったもの”を手にした時に”ある”という感覚を得ることができます。


そして、人生のなかでたくさんの”手に入れたある”が増えれば増えるほど、さらにそれを手にしたいと追い求めます。


僕は、そのような “ある” を追い求めるだけでは果てしのない迷路に迷い込んでしまうことになることに気付いたのです。


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そして、僕が行き着いたところは、
“表現する”というところです。

なかろうが、あろうが、
どんな僕であろうが
湧いてきたものをただ表現し続けるということです。


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そこには、積み重ねて努力して得たという実感はないかも知れません。

それは、”いま、この瞬間の生きている鼓動”だからです。


“いま、この瞬間の生きている鼓動”の中に、なにが込められているかは分かりません。


確かなのは、内側から湧いてくる”それ”なのです。


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そして、
僕らが”生きている鼓動”とひとつになり
つまり振動そのものになったときに、
それは人の心に響く何かになるのです。


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それは、受け取る人の中にある、同じ”生きている鼓動”に響くからです。


“生きている鼓動”の振動による共鳴は
第5チャクラによる”表現する”という振動表現の延長線上にあり、そしてそれが人をインスパイアし、内側から開いてしまう鍵ともなるのです。

 

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